佐藤直樹牧師の自己紹介とご挨拶

年月日 履    歴
1970年 北海道旭川市に生まれる。
1989年 通信機器メーカーに就職。
1992年 友人に導かれ礼拝出席。聖書を読み始める。
1993年 日本基督教団鶴川北教会(町田市)礼拝出席。
1994年 同教会にて牧野信次牧師より受洗。
1996年 農村伝道神学校入学。
2001年 同校卒業。以後、日本基督教団大和榛原教会(奈良県)、名寄教会(北海道)を牧会。
2011年 北海教区無任所教師となり、同教区道北地区での奉仕が続く。この間にホームヘルパー2級資格を取得。
2012年 NPO法人愛実の会(名古屋市)入職。重度心身障がい者の日常支援にあたる。
2014年 10月より岡崎茨坪伝道所(主任)担任教師となる。

 2011年の前任地辞任後、ハローワークで職業訓練「介護ビジネス科」の開講を知らされました。その間の雇用保険受給が延長されること、時間があるので勉強するのがいいと応募し、3ヶ月間人材開発センターに通いました。ここで出会った20代から60代の幅広い仲間とのただ一つの共通点はどんな前職があろうとも「無職」。そこでは「先生」「牧師さん」という一段高みに立った思い上がりを砕かれました。

 牧師としての次任地を探す中、介護の勉強をしていることを知った島しづ子牧師(名古屋堀川伝道所)から愛実の会で働かないかとの誘いを受けました。教会に失意を持ったのではありませんが、一旦教会の責任から離れてみてもよいのではないかと思いました。そこでまた形は変われど人間と関わる務めが続けられるという嬉しさをもってNPO法人愛実の会に入職しました。

 勤めて4年目に入りました。私が属するグループのメンバー(利用者)は障がいによって言語による自己表現を持たない方がほとんどです。しかし豊かな表情や身体の動き、一人ひとりの独自の方法で感情や考えを隠すことなく表します。どれほど受け止められているか分からず悩む中で、時折お互い意思が通じたと目が合いメンバーと一緒に笑顔になる時があります。この時が本当に嬉しく励まされます。

 教会での働きも、時間がかかっても思いを聞き互いを理解すること、支え合うこと、喜びも苦しみも分かち合い担っていくことを大切に歩んでいきたいと願っています。私たちの間に主イエスが立っておられることを信じて。

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